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  • 2017年03月09日(木)

【開催報告】平成28年度 第1回「臨床実習生の臨床能力向上FD研修会」

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 平成29年3月7日(火)午後5時30分から歯学部棟D-4講義室において、「平成28年度第1回 臨床実習生の臨床能力向上FD研修会」を開催しました。
 はじめに、斎藤歯学部長から歯学教育の改革として、歯学教育モデル・コア・カリキュラムに基づいた診療参加型臨床実習の充実が重要であることが述べられ、その背景として世界基準の歯学教育を遂行し、社会及び国民に発信することが歯学部に求められていることが改めて伝えられました。
 続いて、川上智史教授から医療系大学間共用試験実施評価機構による「歯学系WG活動報告」に基づき、臨床実習後臨床能力試験の導入計画の解説がありました。各大学におけるトライアルに向け、本学の学生が対応できるよう臨床実習における自験を更に充実させる必要があることが確認されました。
 次いで、長澤敏行教授がこれまでの臨床実習の現状と今後の課題についてPDCAサイクルを用いて話されました。2016年度は診療参加型臨床実習を計画する際に、大学病院と歯科クリニックで教育内容を統一し、プロトコールなどを導入した結果、前年度よりも自験数が飛躍的に増加し、学生アンケートにおいても臨床に対する自信が向上していることなどが報告されました。
 本会には教員、大学院生等58名が参加し、盛会裏に終了しました。

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