「薬草園を機軸とする北方系伝統薬物の生物多様性解析から創薬まで」

文部科学省「平成20年度私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」に選定

北方系伝統薬物研究センターは、鉄筋2階建ての総面積550㎡の博物館を兼ねた研究施設です。1階には資料室、実験温室、作業室、多目的オープン研究室の他倉庫などが設置されています。2階には情報室、実験室、遺伝子保存室の他植物培養室が設けられています。特に2階には展望テラスが設けられ薬草標本園が一望できるとともに北方系生態観察園の四季の移り変わりを居ながらにして遠望できます。

研究センターは、絶滅危惧種の栽培法確立と遺伝子保存を進めるとともに、北方系伝統薬物の生物多様性解析を通じて、未知の薬効成分およびその機能の可能性を、創薬学、薬理学、免疫学、分子生物学レベルで追求します。最終的には、新規活性物質の発掘を創薬に結びつけ、商品化まで発展させる予定です。資料室にはアイヌ民族の暮らしの知恵が生きている北方系伝統薬物の展示を中心に、日本薬局方収載生薬や漢方薬原料生薬の多くを展示します。本学在学生のみならず、卒業生や地域住民にも開放した施設を目指していますので、みなさんの気軽な活用を期待しています。