
平成28年9月9日(金)午後5時15分から、歯学部棟D-4講義室において「平成28年度第2回歯学部FD研修会」を開催しました。講師には前厚生労働省医政局歯科保健課長で現在、東京歯科大学歯科医療管理学講座教授の鳥山佳則先生を招聘し、「これからの歯科医師に求められるもの」と題した御講演をいただきました。厚生労働省の社会医療診療行為別統計の分析結果から、齲蝕減少の一方で、高齢者の歯科医療費に占める割合が増加し、医療安全への対応、周術期口腔機能管理等、歯科医療の内容が変化しつつある現状について、さらに、地域包括ケアシステムの一員としての歯科医師の参加等、超高齢社会における歯科医療の在り方、求められる歯科医師像について、わかりやすくお話いただきました。本会には、教員、大学院生等51名が参加し、盛会裏に終了しました。