「キャンパス・ハラスメント防止に関する講演会」が、全教職員を対象に８月３１日（水）午後５時１５分から薬学部棟１階Ｐ－１講義室において開催されました。
　最初に、主催であるキャンパス・ハラスメント防止対策委員会を代表して、委員長の薬学部 大倉一枝 教授より挨拶と講師の紹介が行われました。
　講演は、札幌弁護士会に登録されており、現在、おおがゆ法律事務所に所属の井上智輝 弁護士をお招きし、『研究・教育の場をまもるキャンパス・ハラスメントの基礎知識』と題して、キャンパス・ハラスメントの現況、各ハラスメントの定義と具体例、ハラスメントの判断の枠組みなどの基礎知識について、本学用に作成いただいたスライドを用いて、本学に即した内容でご説明いただきました。
　また、実際のハラスメントを巡る裁判例を聴衆と一緒に紐解きながら、大変分かり易くご説明いただきました。
　当日は、台風の影響による悪天候にもかかわらず、約１４０名の教職員が参加する中、講演後の活発な質疑応答をはじめ、閉会後も個別に講師に対して質問が行われるなど盛会裏に終了しました。