平成28年２月18日(木)午後６時30分から、札幌あいの里キャンパスにおいて「平成27年度第５回歯学部FD研修会」を開催しました。講師には医療系大学間共用試験実施評価機構副理事長の江藤一洋先生を招聘し、「医学教育改革の動向と歯学教育改革」と題した御講演をいただきました。高齢者人口が3500万人に達する2025年問題まで残り10年となった現在、医療機関完結型の医療から地域完結型の医療へと移行していくことについて解説され、その上で医療政策と医学教育とは密接な関係にあり、CBT、OSCEや臨床実習等について医学教育改革が進められていること、歯学教育もより良い歯科医師を育成するという国民からの負託に応えるためには臨床実習を充実させて行く必要があること等について、わかりやすくお話いただきました。本会には、教員、大学院生等68名が参加し、盛会裏に終了しました。