平成28年1月1日付で、北海道医療大学の副学長に浅香正博 先生が就任しました。浅香副学長は昨年12月31日までは北海道大学大学院医学研究科がん予防内科学講座特任教授を務められていたため、改めて本年１月１日から「専任」として執務にあたられることになります。
　これにより、在任中の黒澤隆夫副学長（兼個体差健康科学研究所長）との「副学長二名体制」がスタートします。

　浅香副学長は、北海道大学病院長などを歴任されました。研究では消化器病学、臨床腫瘍学が専門で、胃の粘膜に住みつく細菌ヘリコバクター・ピロリ（ピロリ菌）の除菌による胃がんの予防をはじめ、さまざまながんの予防について長年にわたって研究に取り組んできました。ピロリ菌研究の第一人者として知られており、菌を発見したノーベル賞受賞者の名を冠した「マーシャル・アンド・ウォーレン・メダル」を日本人で初めて受賞するなど数々の受賞歴があり、ピロリ菌に関する多数の論文を発表しております。