トピックス エントリー

  • 2015年08月10日(月)

平成27年度全学FD研修開催報告

2.jpg

 全学FD委員会主催による平成27年度FD研修が8月6日(木)、当別キャンパスにおいて開催されました。今回は、教員39名(内FD委員:12名)のほか、事務職員3名が加わり、合計42名が参加しました。
 今年度のFD研修のテーマは、昨年度から引き続き「学生を中心とした教育をすすめるために」、サブテーマは本年4月の基本編の「多職種連携教育について考える」を発展させ、「ゼロから考えるグランドデザイン達成のための教育プログラム」としました。
 まず、新川学長の挨拶、参加者の自己紹介などのオリエンテーションに引き続き、札幌市厚別区第2地域包括支援センター センター長 石﨑 剛 氏より「地域包括支援センターの取り組みと多職種連携について ~現場の課題と専門職教育に期待するもの~」と題し、地域包括支援センターの現状と現場で求められる多職種連携の重要性などに関する講演が行われました。なお、本講演は、全学FD研修講演会として、広くFD研修参加者以外にも公開され、教員等48名が聴講しました。
 午後は、「地域包括ケアセンターを活用した多職種の有機的な連携を生み出す授業の構築」をテーマにワークショップ(WS)を行い、本学が今年度に設置を計画している「(仮称)地域包括ケアセンター」を活用した教育プログラムとして、医療人育成の観点から多職種の有機的な連携を生み出すための授業の取り組みについて、学部・学科・事務混成の4グループにより、実現可能な具体的な方策を探りました。
 最後のプロダクト発表・全体討論では、4グループそれぞれから具体案が提示されるとともに実現に向けての様々な現実的な課題についても提起がありました。
 なお、本研修の成果は報告書として纏められる予定です。


ページ移動