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  • 2014年10月17日(金)

当別中学校3年生の総合学習 ~中学生の大学体験~ が本学で行われました

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 10月9日(木)に当別中学校の3年生(3クラス・95名)が、「総合的な学習の時間」の校外活動として「大学体験」を行いました。
 体験する内容は、模擬講義、学内施設見学、学食でのランチタイムです。
 模擬講義では薬学部の吉村教授による「生まれつきですか? -薬の効き目と遺伝子-」を題とした授業で、遺伝子やDNAの基本的な説明から、人間の「設計図」となる塩基配列の違いが、人や人種によって薬の効果やお酒に対する耐性に異なる症状を引き起こしていることをわかりやすく講義しました。
 生徒たちは、初めて体験する大学での授業と吉村教授のユーモアを交えた講義に引き込まれていた様子でした。ちょうど学校の授業でも遺伝に関する学習をしたばかりいうことで、レジュメにメモを取りながら真剣に興味深く授業を聴いていました。
 授業終了後は、担当職員の案内で、クラスごとに図書館、薬草園、薬学臨床実習室、ビューラウンジなどの各施設の見学を行いました。大学の施設を実際に見ることで、北海道医療大学を身近に感じることのできる時間になったのではないかと思います。
 大学体験の最後は学食でのランチでした。それぞれが好きなメニューを注文し、楽しそうにランチタイムの学生気分を味わっていました。
 当別中学校のこのプログラムは今年で3回目となりましたが、中学生でのこのような体験が、今後の進路選択の一助になればうれしい限りです。

2014年10月15日 教育研究推進課
  

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