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  • 2014年05月30日(金)

大学院歯学研究科の眞島いづみさんとArafat Kabirさんが台北医学大学で表彰されました。

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 平成26年5月19日(月)から25日(日)の期間、本学と交流協定を結んでいる台北医学大学にて、第4回口腔医学に関する国際シンポジウムが開催されました。今回のシンポジウムでは、「トランスレーショナル・メディスン-基礎研究から臨床応用へ-」と題したテーマの下、台北医学大学が協定を締結している海外の大学(日本、タイ、オーストラリア、アメリカ、カナダ、フランス、デンマーク)から18名の研究者が招待され、台湾の研究者とともに口腔医学の様々な領域における先端的な研究成果や今後の課題について活発に討論されました。本学歯学部からは、斎藤隆史歯学部長(歯学部う蝕制御治療学分野)と遠藤一彦教授(歯学部生体材料工学分野)が招待され、それぞれ50分の講演を行いました。シンポジウムは、土曜日と日曜日に開催されましたが、週末にもかかわらず多くの学生・大学院生が教員とともに出席し、熱心に耳を傾けている姿が印象的でした。
 シンポジウムに併催して、学部学生と大学院生とを対象とした研究発表のコンぺティションが行われました。本学からは、大学院歯学研究科4年生の眞島いづみさんと同じく大学院4年生でバングラデシュ人民共和国からの留学生であるArafat Kabirさんが口頭発表の基礎研究部門に参加しました。眞島さんの研究発表(演題名:The Crucial Roles of Autoinducer-2 from V. tobetsuensis in Oral Biofilm)とKabirさんの研究発表(演題名:Demineralized dentin graft in tri-cortical iliac bone defect of adult sheep)は、4名の審査委員から研究の内容と討論を含めた発表の技量が特に優れていると評価され、懇親会の席上で口腔医学院 院長の歐 耿良先生から両名に対して表彰状が授与されました。
 今年度における本学と台北医学大学との短期交流事業では、8月に台北医学大学の薬学部と歯学部学生を受け入れ、翌年3月には本学薬学部、歯学部および看護福祉学部学生の派遣を予定しており、両大学間で学生と教員の国際交流が益々盛んになることが期待されます。

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