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  • 2013年03月05日(火)

ユングーシュテリング病院(ドイツ:ジーゲン)との医療/技術交流(永易歯学部教授)

永易裕樹歯学部教授は、平成25年2月18日から約2か月間、Frankfurtの約120km北に位置するSiegenという町にあるDiakonie Klinikum Ev Jung-Stilling Krankenhausの顎顔面口腔外科及び形成外科に医療交流を目的として出張し、診療に参加しています。

非常に友好的な受入れ体制により、精力的に中央手術室での手術に参加し、今後は、「臨床における外来・入院患者管理」、「手術手技の違い」に関して議論し、日独双方における発展的な面の相互理解を深めるとともに、本学における診療への還元が期待されます。また、同医療機関における効率的な人的資源の配置、病床稼働法等の診療体制、医療サービス、及び教育面においての歯学部臨床教育、卒後臨床研修のカリキュラム、教育体制等について学び、運用可能なものを見いだしていくことにより、本学の歯学部臨床教育、特に、参加型臨床教育への積極的な運用が見込まれます。
なお、本学の口腔外科とJung-Stilling Krankenhaus 顎顔面口腔外科との間で、人事交流が図れるよう基盤形成を行う予定です。

【ユングーシュテリング病院】
ノルトラインヴェストファーレン州に3施設ある中核病院としての役割を果たす病床数800の大規模施設。顎顔面口腔外科は、Hell教授を中心とする3名の顎顔面口腔外科医(ダブルライセンス)と4名の歯科医師から構成されています。年間新患数は、約6000名、手術は中央手術室において1200例程度行われ、外来での全身麻酔下での手術件数も同等数あり、周囲100〜200kmを診療圏とした地域医療を担っています。


写真1:Diakonie Klinikum Ev Jung-Stilling Krankenhaus


写真2:外来にて Hell教授(左)と永易教授(右) 


写真3:中央手術室での術中写真 永易教授(左)と顎顔面口腔外科医(右)

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