全学ＦＤ委員会主催による2020年度全学ＦＤ研修（基本編）を、8月6日（木）にZOOMを利用して開催しました。例年4月に開催する研修ですが、今年度は新型コロナウイルス感染症の影響によりこの時期の開催となりました。
　今年度のメインテーマは、「学生を中心とした教育をすすめるために」、サブテーマを「withコロナ時代のユニバーシティ・アイデンティティについて考える」とした研修プログラムを行い、2020年度新規採用教員17名および2019年度中途採用教員6名、合計23名が参加しました。
　全学ＦＤ委員会 荒川委員長 からの開会挨拶に続き、浅香学長より「医療系総合大学教員としての使命と目標－新医療人育成の北の拠点を目指して－」と題した講話、その後、泉委員による「シラバス（授業計画）について」のレクチャーがありました。
　午後からは４グループに分かれ、サブテーマに基づくワークショップ（WS）行いました。グループワークでは、「本学の特色や特徴」「Withコロナ時代に選ばれる大学の条件」や「新しい生活様式のもとでの教授方法」など、大学をアピールするための材料を集め、高校生をアピールターゲットに想定して情報発信するため議論が行われました。
　ＷＳプロダクト発表では、各グループから本学の「強み」や「弱み」、「特徴」や「特色」のユニバーシティー・アイデンティティとの相関、大学の良さや存在を広く知らしめる方法やアドミッションポリシーのわかりやすい説明手法の検討、withコロナ時代に本学だからこそできる対応などについての意見が発表され、最後に、全学FD委員長から総評をもって本研修を閉会しました。例年よりも時間を短縮して実施した研修会となりましたが、参加者からは他学部の教員との議論が有意義な研修会となったとの声が多数寄せられました。
　なお、本研修の成果は報告書として纏められる予定です。