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  • 2019年10月03日(木)

極東国立総合医科大学(ロシア、ハバロフスク)歯学部の研修生が来学しました。

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極東国立総合医科大学所属の歯学部生、歯科研修医14名が、アレクサンドル・ユルケヴィチ同大学歯学部長を団長として本学を訪れ、短期研修・交流プログラムに参加しました。このプログラムは、日露青年交流センター(※)との共催で、歯学部棟と北海道医療大学病院を主な会場とする見学、研修、学生間交流として実現したものです。
当初、訪問団は9月8日(日)に札幌入りし、9日(月)から一週間のプログラムを予定していましたが、関東地方を直撃した台風15号の影響で二日間東京に足止めされ、残念ながらプログラムを大幅に変更し11日(水)開始となりました。今回の交流は期間が短縮されたものの、歯学部や大学病院における研修等のほか、ロシア語が開講されている医療技術学部の授業見学や、国際交流サークルの学生と親交を深めるなど、訪問団の皆さんはとても満足された様子でした。

(※)日露青年交流センター
1998年11月、日露首脳会談(小渕総理、エリツィン大統領)において日露間の国民レベルの人的交流を抜本的に拡充することで合意し、1999年5月、両国の政府間協定に基づき国際機関として設置された日露青年交流委員会の事務局として設立されたものです。
2008年4月には、両国首脳(福田総理、プーチン大統領)は日露合わせて毎年500名規模の日露青年交流を実施することで合意しました。
2012年にこの目標が達成されたことを踏まえ、2013年4月、日露首脳会談(安倍総理、プーチン大統領)で両国間の青年交流の一層の拡大を支持しました。
そして、2016年12月の日露首脳会談(安倍総理、プーチン大統領)では、大学間交流、青年交流、スポーツ交流を拡大するとともに、地域間交流を活性化し、日露関係の更なる発展につなげていくことで一致しました。
日露青年交流センターは、日露青年交流委員会の決定に基づき、(1)短期招聘・派遣事業、(2)日本語教師派遣事業、(3)若手研究者等に対するフェローシップ供与事業を主な事業として、1999年7月の事業開始以来、2018年末時点で約8,000人の日露の青年交流を実施しています。



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