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  • 2019年08月19日(月)

2019年度全学FD研修(テーマ編)を開催しました。

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 全学FD委員会主催による2019年度全学FD研修(テーマ編)を8月9日(金)、当別キャンパス・中央講義棟において開催しました。
 今年度の全学FD研修のメインテーマは、「学生を中心とした教育をすすめるために」、サブテーマは「IRを活用した学生支援の方法」とし、IR推進センターとの共催で開催しました。話題提供者など教員48名(内 全学FD委員:12名)、事務担当職員3名の合計51名が参加しました。
 志渡全学FD委員長からの開会挨拶の後、オリエンテーションに引き続き、IR推進センター長の安部博史教授から「本学における教学IRの整備・活動状況と今後について」と題して、本学における教学IRの現状についてレクチャー(講義)がありました。次に「話題提供」として、本学5学部(薬学部・歯学部・看護福祉学部・心理科学部・リハビリテーション科学部)の各代表者から、「各学部における学生支援の状況」についての事例報告がありました。なお、午前中の「レクチャー(講義)」および「話題提供(事例報告)」の研修プログラムについては、全学FD研修セミナーとして、全学一般にも公開され、教員等59名が聴講しました。
 午後は、会場を10階の109演習室に移し、研修参加者が5グループに分かれて、ワークショップ(WS)を行いました。WS1:オリエンテーション、WS2:アイスブレーキングに続き、WS3のグループワークでは、「IR活用した学生支援の方法を考える」のサブテーマに準じ、5項目(A.卒業試験・国家試験合格率を上げるためのIRの活用、B.留年・退学・休学を減らすためのIRの活用、C.初年次教育をアジャストするためのIRの活用、D.全学教育から専門教育へスムーズに移行を図るためのIRの活用、E.臨床教育へのスムーズに移行を図るためのIRの活用)のグループテーマを設定し、全学及び各学部における教育課題などの現状を踏ふまえつつ,グループテーマに準じた「IRを活用した学習支援の方法」および今後、新たにIR推進センターに求めるデータや実施可能なデータ解析について検討を行い、グループプロダクトを作成しました。
 WSプロダクト発表・全体討論では、各グループから具体的案が提示されるとともに、実現に向けての様々な現実的な課題などについても意見交換を行い、議論を深めました。
 最後に、研修参加者に修了証が授与され、本研修を閉会しました。
 なお、本研修の成果は報告書としてまとめられる予定です。






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