平成30年５月９日（水）午後５時15分から、歯学部棟Ｄ-４講義室において歯学部ＦＤ委員会、国家試験対策連絡調整委員会共催による「平成３０年度第２回歯学部ＦＤ研修会」を開催しました。第111回歯科医師国家試験においては、新卒合格率81.7％、全国私立歯科大学17校中4位という結果でした。研修会では、各分野の国家試験対策実行委員から、各分野の分析結果をもとに、「第112回国家試験に向けて、現在の合格率を維持し、合格者数を増加させるための方略」についてについて発表を行い、その後参加者全員でディスカッションを行いました。従来、学内における国家試験の分析は各分野の主任教授及び講義担当者が中心となって行い、分析結果は国試検討会の場で限られたメンバーの間で議論されていましたが、昨年度より引き続き、国試の分析結果について歯学部の全教員が情報を共有することをめざしました。本研修会を通じて、本学歯学部の学生が苦手としているトピックについて、日々の講義や実習を通じて低学年から反復して教育していくという基本方針に学内のコンセンサスを得ることができました．先日の「平成３０年度第１回ＦＤ研修会」と内容がリンクしていたこともあり、本テーマに関する教職員、大学院生の関心も極めて高く、84名が本研修会に参加し、盛会裏に終了しました。