トピックス エントリー

  • 2017年09月25日(月)

第1回スポーツニューロサイエンス研究会で井上恒志郎講師が若手研究表彰(最優秀賞)を受賞しました。

999_thumb.jpg

 平成29年9月15日(金)に、松山大学(愛媛)で開催された第1回スポーツニューロサイエンス研究会において、本学リハビリテーション科学部理学療法学科・大学教育開発センターの井上恒志郎講師が「若手研究表彰(最優秀賞)」を受賞しました。
 同研究会は、前身である「脳・神経・内分泌系から運動の意義を考える会」の第10回開催を記念して本年から名称新たにスタートしました。井上講師は、「一過性運動で記憶固定化が高まるラットモデル確立までの道のり:私の失敗や工夫」というテーマで発表を行い、本分野への貢献や将来の発展が期待される研究として同賞が贈られました。
 近年、短時間の運動で海馬の機能、すなわち記憶・学習能力が高まることが報告されていますが、この運動効果を支える神経・分子機構や有効な運動条件については詳細が分かっていません。今後は、本成果を基盤に、これらの問題解明に向けた研究が進んでいくと期待されます。なお、本成果は昨年度受賞した「第33回(2016年度)若手研究者のための健康科学研究助成(公益財団法人・明治安田厚生事業団)」の一部としても実施されています。



ページ移動