平成29年５月30日（火）午後５時15分から、歯学部棟Ｄ-４講義室において歯学部ＦＤ委員会、国家試験対策連絡調整委員会共催による「平成29年度第３回歯学部ＦＤ研修会」を開催しました。講師には東京歯科大学口腔病態外科学講座教授の片倉朗先生を招聘し、「東京歯科大学の学生教育と教員ＦＤについて」と題した御講演をいただきました。
片倉先生は平成28年４月から東京歯科大学教務部長と歯学教育開発センター長を兼務されており、毎年安定した高い国家試験合格実績をあげている東京歯科大学において歯学教育に関する中心的な役割を担っております。そのようなお立場から、東京歯科大学における国家試験対策の取組について具体的かつ詳細にお話しくださったため、講演後も活発な質疑応答が長時間続きました。本研修会を通じて、６年一貫の徹底した学習指導と反復教育の重要性と各教員の教員力の更なる向上が必要であるというコンセンサスを得ることができ、今年度、これまで２回のＦＤ研修会と内容がリンクしていたこともあり、本テーマに関する教職員、大学院生の関心は極めて高く、79名が本研修会に参加し、盛会裏に終了しました。