3月24日（金）北海道庁別館において、本学は北海道教育委員会と相互連携に関する協定を締結いたしました。
　今回の協定は、学校が福祉や心理の専門家と連携し、児童生徒の抱える諸課題を解決するために、現場で必要とされる人材の育成、現職のスクールソーシャルワーカー（SSW）やスクールカウンセラー（SC）の研修システムの構築、また多職種による協働や学校・地域のニーズ、特性を踏まえたSSW・SCの適性配置の在り方と計画的育成に関する共同研究を推進していくものです。
　本学看護福祉学部臨床福祉学科における平成29年度スクールソーシャルワーク実習を北海道教育委員会等で実施するほか、臨床福祉学科・臨床心理学科が北海道教育委員会と協働して、SSW・SCの資質・能力の向上を支える研修コンテンツの開発、ICT活用事業の拡大等を行っていきます。
　将来的な人材の育成と、現職のSSW・SCの支援体制等を協働で行うことによって、北海道の教育現場が「地域の偏り」や「さまざまな原因によって複雑化した諸問題」を解消していけることを目的としています。