４月１１日（月）ホテルロイトン札幌において、本学は社会医療法人社団カレスサッポロ（大城辰美理事長）と、「地域医療連携推進法人」の設立に向けて基本合意書を締結いたしました。

　急速に医療制度改革が進む中、大病院は重篤な急性期医療に特化する一方で、高齢者社会の中で生活習慣病等による慢性患者の在宅医療支援がかかせなくなってきております。その中で、急性期医療を担うカレスサッポロと慢性期医療を担う本学の地域包括ケアセンターとが連携し、それぞれの経営母体である医療法人と学校法人とが新法人を設立し、両者を補完し合うことは、地域医療連携ネットワーク形成に継がり、今後の事業展開に大きな基盤を作ることになります。
　本学側からは病院側に歯科医師、看護師、リハビリ関係各種療法士、臨床心理士等の人材を供給する一方、病院側からは在宅患者が重篤化した場合の入院支援や地域包括ケアセンターへの医師の派遣、学生の臨床実習の場の提供など、様々な連携、協力を行っていきます。