全学教育推進センター（心理科学部併任）の安部博史教授が，第１３回日本保健医療福祉連携教育学会学術集会において，「いいね賞（学会参加者が選ぶ最優秀演題賞）」を受賞しました（令和2年10月10日）．

日本保健医療福祉連携教育学会は，「保健・医療・福祉各分野の連携に基づく教育・研究と実践を推進し，我が国における健康で豊かな長寿社会の発展に寄与するとともに，会員相互の資質の向上と交流を図ることを目的（会則 第3条）」とした学会で，日本国内における多職種連携教育・チーム医療に関する教育・研究において中心的な役割を果たしています．

安部教授は，新型感染症で遠隔講義を余儀なくされた状況下において，オンデマンド教材を中心にした多職種連携教育を提案し，同内容を「全学的な多職種連携科目におけるICTの利用」というタイトルで発表しました．

本学の「チーム医療教育」および「多職種連携教育」への取り組みが，専門家の皆様に一定の評価を得たことを大変うれしく光栄に受け止めております．今後もより一層，様々な専門職業人を養成する本学の総合系医療大学としての特色を生かし，多職種連携教育の推進に取り組み，地域社会および学生の皆様のニーズにこたえられるよう努力してまいります．