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  • 2020年06月23日(火)

2019年度年間優秀論文賞(歯周病学分野)を受賞

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日本歯科保存学会誌62巻6号に掲載された歯学部組織再建口腔外科学分野平木大地助教の原著論文が、2019年度の学会誌歯周病学分野における年間最優秀論文として認められ、「日本歯科保存学会年間優秀論文賞」を受賞しました。


題名:
キサントフモールのPorphyromonas gingivalisに対する効果

著者名:
平木大地(歯学部組織再建口腔外科学分野)、植原 治*(歯学部保健衛生学分野)、原田文也(歯学部顎顔面口腔外科学分野分野)、髙井理衣(先端研究推進センター)、高橋周平(歯学部臨床口腔病理学分野)、虎谷斉子(大学病院歯科衛生部)、森川哲郎(歯学部臨床口腔病理学分野)、安彦善裕(歯学部臨床口腔病理学分野)


本研究は、ビールにも使われているホップの成分であるキサントフモールの歯周病原細菌P. gingivalisへの作用についてトランスクリプトーム解析を行ないました。その結果からキサントフモールはP. gingivalisの発育に必要な鉄の取り込みを阻害する可能性があることがわかりました。ビール国際大会の審査員でもある安彦善裕教授の研究グループの大学院生および教職員が各々の研究テーマとは別に自由な発想のもと行った研究です。



第149回日本歯科保存学会秋季学術大会(京都市)で受賞論文の成果を発表

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