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  • 2018年10月24日(水)

言語聴覚療法学科の高倉祐樹助教が最優秀研究発表賞を受賞

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平成30年10月6・7日、仙台市にて開催された第21回認知神経心理学研究会において、リハビリテーション科学部言語聴覚療法学科の高倉祐樹助教(北海道医療大学病院言語聴覚治療室勤務)が最優秀研究発表賞を受賞しました。

【演題名】
「慢性期皮質下性失語例に対する意味属性分析(semantic feature analysis:SFA)訓練の試み」(発表者:高倉祐樹、大槻美佳、宇野彰)

近年、失語症の呼称障害に対して、意味属性分析(Semantic feature analysis:SFA)という訓練手法の有効性を示唆する研究が増加していますが、国内での報告はまだ少ないのが現状です。本研究は、呼称障害を主症状とした1例に対するSFA訓練の効果を、他の訓練法(復唱的呼称訓練)との比較を通して明らかにしたものです。
本研究で得られた結果は、より多数例での訓練効果の検証や、失語症の病態に応じたより効果的な訓練プログラムの構築に役立つことが期待されます。



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