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  • 2018年09月26日(水)

平成30年度第3回リハビリテーション科学部FD研修会報告

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 リハビリテーション科学部主催として本年度第3回目となるFD研修会が、以下のように開催されました。

日時:平成30年9月25日 16時開始
場所:当別キャンパス 中央講義棟C54教室
講師:社会福祉法人ゆうゆう理事長 大原裕介氏
テーマ:地域連携を考える~北海道医療大学と社会福祉法人の協働~

 講師の大原裕介氏は本学看護福祉学部臨床福祉学科出身で、2005年にNPO法人を設立して当別町にて社会福祉活動を展開してきました。講演では、ご自身の社会福祉活動をベースとして医療・福祉専門職養成にとってコンピテンシー(情意)教育が重要であることを述べられました。学生時代における当事者支援の経験と仲間との議論、NPO法人立ち上げ時の想い、そして北海道医療大学の学生教育に関する地域連携について語られました。最後の学生教育については、ゆうゆうの障害者支援のボランティア活動に学生がかかわることは、専門職養成にとってもかけがえの無い経験になるとしました。また増加する貧困世帯の子どもの支援に、北海道医療大学のサークル活動を有償で活用して地域の活性化にも結び付ける構想も示されています。
 講演は、30名ほどの聴講者を集めて行われました。1時間10分ほどのご講演のあと、30分ほどの質疑応答もあり活況を呈した内容でした。



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