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  • 2018年08月09日(木)

平成30年度全学FD研修(テーマ編)を開催しました。

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 全学FD委員会主催による平成30年度全学FD研修(テーマ編)を8月3日(金)、当別キャンパス・中央講義棟において開催しました。
 今年度の全学FD研修のメインテーマは、前年から引き続き「学生を中心とした教育をすすめるために」、サブテーマは「多職種連携をすすめるための教育の構築」としました。今回は全学FD研修(テーマ編)では初めて学生の石黒SCP(看護学科・3年)が参加し、参加者、話題提供者など教員43名(内 全学FD委員:11名)、事務職員2名のほか、事務担当職員2名の合計48名が参加しました。
 志渡全学FD委員長からの開会挨拶の後、オリエンテーションに引き続き、学長講話として、浅香学長から今回の研修テーマにそって、「北海道医療大学がめざす多職種連携教育について」と題して講話がありました。次に「話題提供」として、本学5学部の各代表者(薬学部:浜上准教授、歯学部:長澤教授、看護福祉学部:大友教授、心理科学部:安部教授、リハビリテーション科学部:吉田教授)から、「各学部における多職種連携教育の取り組み」について、それぞれ事例報告がありました。なお、午前中の「学長講話」および「話題提供(取り組み報告)」の研修プログラムについては、全学FDセミナーとして、広くFD研修参加者以外の全学一般にも公開され、教員等74名が聴講しました。
 午後は、会場を10Fの109演習室に移し、研修参加者が5グループに分かれて、ワークショップ(WS)を行いました。WS1:オリエンテーション、WS2:アイスブレーキングに続き、WS3のグループワークでは、「多職種連携のアドバンス教育科目をつくる」をテーマに、本学がめざす多職種連携教育と現状の教育の取り組みや課題などをふまえつつ、多職種連携を推進するために必要なアドバンス教育科目について、本学のニーズやリソースを考慮しながら、実現可能な授業設計を行い、グループプロダクトとして授業科目のシラバスを作成しました。
 WSプロダクト発表・全体討論では、各グループから具体的な授業科目のシラバス案が提示されるとともに、実現に向けての様々な現実的な課題などについても意見交換を行い、議論を深めました。
 最後に、研修参加者に修了証が授与され、本研修を閉会しました。
 なお、本研修の成果は報告書としてまとめられる予定です。



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