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  • 2018年06月08日(金)

第2回・北海道=ハバロフスク合同医療シンポジウム(外務省後援)が開催されました。

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 去る6月4日、ハバロフスク市にて「第2回・北海道=ハバロフスク合同医療シンポジウム(外務省後援)」が開催されました。昨年7月、本学で開催した極東国立総合医科大学との合同シンポジウム(北海道後援)の第2回目に当たり、今回は本学と提携しているハバロフスク市のもう一つの医療教育機関、「医療従事者職能向上研修機関(Институт повышения квалификации специалистов здравоохранения)」との合同開催となったものです。
 会場には約100名のハバロフスク地方の医師が参集し、ガリーナ=チジョヴァ「医療従事者職能向上研修機関」学長及び山本広行・在ハバロフスク日本国総領事の開会挨拶に引き続き、ロシア側の強い要望で急性期リハビリテーションを含めたより先進的なリハビリテーションの在り方をテーマに、とりわけ脳卒中患者に対するリハビリテーションに関して議論されました。
 本学からは、リハビリテーション科学部の吉田晋教授と佐藤一成助教を派遣し、吉田教授は院内でのリハビリテーションについて、佐藤助教は退院後の在宅リハビリテーションについてそれぞれ報告を行ない、ロシア側からは、ロシアにおける脳卒中患者に対するリハビリテーション処置に関する発表がありました。会場からは、極めて科学的で具体的な発表内容であったと非常に高い評価を受け、意見交換も盛んに行なわれ、シンポジウムは成功裡に終了しました。

シンポジウムプログラム



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