北海道医療大学

第1回将来ビジョン講座 開催報告

令和7年6月10日、令和7年度第1回将来ビジョン講座がオンライン形式で開催され、受講者は28名でした。今回は、認定薬剤師認証研修機関協議会(CAPEP:Council on Accredited Pharmacists Education Providers)によるCAPEP WEBセミナーを受講する形となりました。講演は「電子処方箋を始めとした医療DXについて~これから薬剤師のみなさまにも知っておいてほしいこと~」と題して、厚生労働省 医薬局総務課 高橋悠一先生にご講演いただきました。

高橋先生からは、冒頭に医療DXのお話があり、マイナ保険証や電子処方箋といったツールの役割について解説いただきました。我が国における電子処方箋の運用状況については、医療機関別では保険薬局での対応は進んでいるものの、歯科診療所や病院では十分に導入が進んでおらず、地域差も大きいということでした。この問題を解決するためには、地域や施設単位においてリーダーの存在が非常に重要だということでありました。また、電子処方箋への理解を深めるための厚生労働省から提供されている資材等についてもご紹介いただきました。

その後、マイナ保険証や電子処方箋等の電子媒体を活用した有用事例について解説いただきました。具体的には、災害時にオンライン診療や電子処方箋の組み合わせにより、かかりつけ薬局を継続利用できた事例や特定検診情報から腎機能(eGFR)を確認し腎排泄型薬剤の減量ができた事例などが紹介され、医療DXを推進することの重要性が理解出来ました。

講演後は、座長の認定薬剤師認証研修機関協議会代表 狭間研至先生から、講師の高橋先生に対して講演内容の質問や確認が30分程度行われたため、質疑応答がない形式での講座でしたが、受講者側も十分に講演内容を理解できたと思いました。

講演でも説明がありましたが、今年度は電子処方箋の運用を拡大する時期に位置付けられており、今回の講演は非常に参考となる内容でありました。また、受講された方のポートフォリオにおいても、「マイナ保険証からの実例が役に立った」「薬局の業務の効率が上がることは、大きいのではないかと感じた」「今後はヒトだからこそ行える業務にシフトしていき、対人業務を充実しなければならない」といった意見が寄せられました。

薬剤師支援
センター

Line Instagram X YouTube

受験生応援サイト
資料請求
オープンキャンパス特設サイト