北海道医療大学

第8回将来ビジョン講座 開催報告

平成30年12月11日、株式会社中村薬局代表取締役、中村亨一先生をお招きして「頑張らない薬局を目指して!地域での医療・介護福祉はどうすればいいか?」という題目でご講演いただきました。先生は、新日高町三石地区の人口構造や医療の実情についてご紹介いただいた上で、実際に長年取り組んでおられます在宅医療、地域での多職種連携について、実例を交えながらお話されました。少ないスタッフで広域の患者や医療機関のニーズに対応することは非常に大変なことですが、その中で知識やノウハウを駆使してスタッフが疲弊しないような対応を考えて、気を配る姿勢はとても大切な事だと感じました。また先生は、先駆けて介護用品のレンタル事業も手がけられており、その紹介の中には最新の褥瘡対応型のベッドがありました。今後在宅業務で問題となることが多い褥瘡ケアの場面で活躍することが期待される、他ではあまり見ることの出来ない貴重な情報でした。

本講演は地域の魅力がふんだんに加えられた先生の温かいお人柄が伝わる、笑いが起こる場面もある非常に楽しい内容でした。仕事も生活の一部であり、人生を愉しんで、疲弊しないように良い意味で肩の力を抜きながら暮らしていくコツをお話いただき、他ではなかなか拝聴できない貴重な講演でした。今回は26名の方にご参加いただきました。

~アンケートより~

  • 以前に「多職種の内容まで自分で学ぶ!!」という方のお話しを聞いたので、それとは違う方面もあるのだと学びました。
  • へき地かつ、理解者がいてこそだったと思います。
  • 都会の話がききたいです。

薬剤師支援
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