北海道医療大学

第7回将来ビジョン講座 開催報告

平成30年11月6日、日本赤十字北海道看護大学、看護薬理学領域災害対策教育センターより根本昌宏教授をお迎えして第7回将来ビジョン講座が開催されました。

根本先生は今回の講義を北海道における冬季と地震という二つのキーワードに沿ってお話されました。

まず災害時に関わってくる薬事と法制、これまで日本全国で起こった地震後に内閣府が行なっている対策や指針の内容について述べられていました。さらに熊本地震や胆振東部地震の現場に実際に赴かれた際の避難所の様子や問題点についてもご報告いただくとともに、薬剤師に求められる役割について分かりやすく整理しながらお話いただきました。特に重要な役割として避難所の運営について詳細に述べられており、イタリアやフィンランドの災害対策事情と本邦の現状を比較して冬季に北海道で災害が発生した場合のシミュレーションをしながら問題提起して、参加者一人一人が考えるようにお話されていた様子は非常に印象的でした。その他にも注意すべき患者さんやその病態、災害時に発生しやすい感染症やエコノミー症候群の統計データや対策法など短い時間の間に広く、簡潔に理解しやすく多くの事をお話いただきました。本講座には34名の方にご参加いただきました。講演の終わりには、持参いただいたダンボールベットを参加者で組み立て、実際の使用方法などにも触れることができました。アンケート結果より大変役に立ったとのご意見が多数を占めており、すぐに臨床での応用が可能であるとのことから専門性を活かして、災害時の準備を進めるとともに人づくりを大切にしていきたいとの感想もいただきました。

~アンケートより~

  • 今まで以上に災害時に薬剤師がやるべき事というものを学べて貴重な機会だった。
  • 使う場面に直面したくはないが、いざというときに使えるように準備しておきたい。
  • 大変参考になった。又、講義を受けたい。専門性を生かし、人づくりを大切にしていきたい。

薬剤師支援
センター

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