北海道医療大学

第4回将来ビジョン講座 開催報告

平成29年8月9日19時より、北海道医療大学薬剤師支援センターが主催しております、将来ビジョン講座、第4回が開催されました。

「セルフメディケーションでの薬剤師のコミュニケーション」をテーマに、帝京平成大学薬学部、教授の井手口直子先生をお迎えし、ご講演していただきました。

地域での薬剤師の役割は大きく変化しています。地域住民の健康を支え、信頼される薬剤師となるために欠かせないこととは、適切な受診勧奨、連携機関の紹介、一般医薬品、介護用品及び衛生材料の供給、地域住民への健康維持増進のために定期的に講座を開催することであると言われています。

井手口先生は、このような依頼にも対応できるよう、薬剤師の問題解決能力を上げるためのポイントをお話ししてくださいました。

地域の住民の健康増進に関わるために栄養管理が不可欠と言えますが、最近メディアで注目されている、少量でも必要な栄養素が摂取できるスーパーフードについてご紹介していただきました。

薬剤師の役割でもある公衆衛生の向上については、ノロウイルスやインフルエンザの感染予防対策についても分かりやすく教えていただきました。

今回のメインテーマであります、薬剤師のコミュニケーションについては、4つのコミュニケーションのポイントを教えていただきました。

患者とのコミュニケーションがうまくいけば、服薬のアドヒアレンスの向上へ結びつき、患者の健康増進へ寄与できることへ繋がります。

今回は、健康サポート薬局を担う私たち薬剤師のすべきことへの理解が深まりました。

今回の参加数は15名でした。アンケートの中では、「投薬時のコミュニケーションで悩んでいることの解決の糸口が見つかりました。」などの回答をいただきました。次回は「新たな実務実習と薬剤師の将来像」について永田泰造先生にご講演いただきます。

~アンケートより~

  • 投薬時のコミュニケーションで悩んでいることの解決への糸口が見つかった気がします。
  • 質問力を身に付けて仕事に役立てたい。

薬剤師支援
センター

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