北海道医療大学

第2回将来ビジョン講座 開催報告

平成29年5月10日19時から北海道医療大学薬剤師支援センターが主催しております「将来ビジョン講座~プロフェッショナルな薬剤師を目指して~」第2回目が開催されました。

日本薬局協励会、北海道合同支部 研修委員長 小林由幸先生をお迎えいたしまして、「今なぜセルフメディケーションが必要か」をご講演いただきました。

これからの薬剤師に期待される事は、2025年までに地域包括ケアシステムの構築にあたり、地域に根ざす、かかりつけ薬局として国民の健康寿命延伸に貢献することであると言われています。また、医療費が国の財政を圧迫していることが問題となる中で、国からも薬剤師の関わりによって医療費を削減できることが期待されています。しかしその一方で、薬局薬剤師や病院薬剤師はOTC薬にネガティブなイメージがあること、OTC薬の効能、効果について知られていないことが問題であると思います。

ご講演の中では、どのようにOTC薬を取りいれ、患者様の不調に応えていったかを、実際の症例を通し、お話下さいました。

OTC薬と保健医療の薬の使い方の違いは、前者は病気の原因となっているものに対して、自分の力で何とかならないものを薬の力を借りるイメージである。後者は病気に対して薬を使用するイメージであるとお話されていました。

更にはOTC薬を勉強するには東洋医学の基礎が必要であり、その方の体質、生活をみる事が大切であるとお話されていました。不調の訴えを、ビタミンや微量元素を補う事で、回復できている症例が多数あり驚きました。

日本の医療において、社会問題となっているポリファーマシーの問題に薬剤師の存在は不可欠であり、この問題を解決していくため、OTC薬への勉強も必要であると感じました。

今回の参加者は23名でした。アンケートでは、実際の症例や、商法内容も交えていただけたので、役立ったなどの回答がありました。

次回は狭間紀代先生をお招きして「これからの我が国の薬剤師への大きな期待を込めて~薬剤師50年余年で感じたこと~」をご講演いただきます。

~アンケートより~

  • 実例から選択方法は自分にはないことだったので考えさせられました。
  • 実際の症例や商法内容も交えていただけたので、今後自分の服薬指導にも役立てることが出来そうです。

薬剤師支援
センター

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