北海道医療大学

第5回将来ビジョン講座 開催報告

平成28年9月24日15時から北海道医療大学薬剤師支援センターが主催しております「将来ビジョン講座~プロフェッショナルな薬剤師を目指して~」の第4回が開催されました。「健康サポート薬局に求められる薬剤師の臨床判断とトリアージ」をテーマに、昭和大学医学部木内祐二先生をお迎えして、実践的なロールプレイを交えながらご講演をいただきました。

薬局・薬剤師はプライマリケアからターミナルケアまで、地域の健康維持・増進する機能をこれまで以上に持っていかなければなりません。プライマリケアでは病気の初期の段階で患者さんと出会う場面も増えてきます。このとき、いわゆるセルフメディケーションなのか、受診勧奨なのか、判断をしなければならない機会も同時に増加してくるでしょう。「医師に受診してください」ということは簡単ですが、なぜ、どこの科に、そのくらいのスピード感をもって、受診しなければならないのか、を正確に判断できる能力が薬局・薬剤師には必要になっていきます。この回路をマップ化し、アルゴリズムを作ることによってより正確で素早い判断が可能になっていきます。

臨床判断やトリアージを駆使して、適切な医療や社会資源へつなげるハブの役割を薬局・薬剤師が担う、そういった時代がすぐそこまで来ていることを実感しました。

今回の参加者は28名でした。土曜日の午後、長時間の開催であるにもかかわらずたくさんの方にご参加いただき、関心の高さがうかがえました。臨床判断のベースには症状を適切に把握するためのフィジカルアセスメントの力も必要になります。これは超高齢化社会を見据えた地域包括ケアの中の在宅ケアにおいても必要なツールです。アンケートには勉強不足という感想が散見されましたが、臨床判断と併せて学びを深めていきたいと思います。

次回は、「病院薬剤師と薬局薬剤師が知っておきたいOTC薬」と題し、いわゆるセルフメディケーションに利用できるOTC薬について学びます。

~アンケートより~

  • 参加型でおもしろかった。
  • 実際に来局するPtで多い症状(頭痛・腹痛)のアルゴリズムでトリアージの仕方を学べた。
  • まだ勉強不足でアルゴリズムの作成と実際のどのOTC商品をすすめるかまで考えたい。
  • スイッチOTCがどんどんでてきたり、トリアージの場面が増えるとそういうトレーニングを積んで、薬剤師でも、資格をさらにとった者が対応する必要があると思いました。

薬剤師支援
センター

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