北海道医療大学

第2回将来ビジョン講座 開催報告

8月6日(水)18:30から北海道医療大学薬剤師支援センターの薬剤師研修講座として「将来ビジョン講座:時代遅れの薬剤師にならないために」の第2回をACU中研修室で開催しました。今回は、医療法人孝佑会 ごう内科クリニック院長 鈴木 郷 先生が「在宅医療における多職種連携」をテーマにご講演されました。

まず、導入として一般にはあまり知られていない在宅医療の歴史について触れ、演者の鈴木先生が在宅医療と出会ったきっかけ、現在活動をするに至った経緯、在宅医療の課題・問題点、在宅医療を取り巻く医療制度について順次説明され、国の政策として入院医療から在宅医療へ大きくシフトしていく現状を詳しく解説されました。その中で重要性を増す在宅医療の他(多)職種連携、特に薬剤師の役割と連携の重要性について、薬剤師が実際に関わった例をあげられ、薬剤師が在宅において欠かせない存在であることが述べられました。最後に在宅医療が進むなかで今後、受け皿が不足し在宅難民が出るのではという懸念も指摘されました。

在宅医療に薬剤師が関わるうえで医師の立場からの指摘や貴重な意見が聞かれ、非常に参考となる内容でした。

~アンケートより~

  • 在宅医療に関わっていないため、自分に無い物の見方、考え方があった。
  • 情報を共有して行うことが大切だと思う。
  • 地域連携の必要性やF2F、D2Dの応用について理解できた。

薬剤師支援
センター

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