北海道医療大学

第1回将来ビジョン講座 開催報告

7月25日(木)18:30から北海道医療大学薬剤師支援センターの薬剤師研修講座として「将来ビジョン講座:これからの薬剤師が目指すもの」の第1回をACU中研修室で開催しました。今回は、MKファーマシー代表取締役桂 正俊先生が「在宅医療いつやるの?今でしょ!」をテーマにご講演されました。日本薬剤師会は「薬剤師の将来ビジョン」を策定し本年4月に提示しています。その中でも薬剤師が在宅医療への取り組みを強化し地域包括ケアシステムの中で役割を果たすことが明文化されています。桂先生は、日本薬剤師会や北海道薬剤師会で在宅医療に関する委員会の要職を務めており、その経験から我が国における在宅医療に関わる薬剤師の現状や問題点、またご自身の経験事例について分かり易く紹介されました。なぜ薬剤師の在宅医療が必要かについては、1.薬の飲み残しを減らす、2.重複、過量な薬をなくす、3.薬の副作用を早期発見・悪化防止の3点をあげて具体的に説明されました。

最後に薬剤師は在宅医療のプロフェッショナルとして、患者の利益を最優先しながら専門職としての質を向上させ社会的責任を果たすことが必要であることを述べられました。

今後在宅医療に薬剤師がどのように関わるべきかなど、非常に参考となる内容でした。

~アンケートより~

  • 今まであまり知る機会が無かった在宅について知ることができました。
  • 具体例を話していただいたので、現状がとてもわかりやすかったです。
  • 将来、薬局で働くことがあれば在宅医療にも積極的に関わりたいです。
  • 製薬会社でも在宅医療に着目していますので、薬剤師サイドの関わり方について聞けたのがよかったです。
  • 在宅医療の現場でなくても(病院等)工夫次第で役立てることができる。
  • 在宅医療を始めるにはどうしたらいいのかの話を聞くことができました。

薬剤師支援
センター

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