北海道医療大学

第3回臨床薬学講座 開催報告

平成24年度臨床薬学講座「インタビューフォーム活用術」3回シリーズの第3回は、11月16日(金)18:30 から本学札幌サテライトキャンパス講義室において、本学薬学部の小林道也教授を講師に、「薬物動態と製剤情報に着目する」と題して行われました。

今回は、新機序の糖尿病薬として注目を集めている「DPP-4阻害薬」5剤のインタビューフォーム(IF)が用いられました。

まずはじめに、シダグリプチンの薬物動態、製剤情報などの項目について、薬物動態学、製剤学などの知識を生かして、理解を深め、さらに現場での活用方法について基礎的な事から応用まで詳細に説明されました。さらに、他のDPP-4阻害薬についても同様にIFの内容を吟味し、5剤の比較も行われました。

この講演は、IFを開いた際に、ただ見るだけではなく、薬物動態学、製剤学などの知識を生かして自分で評価を加えた上で、さらに現場で活用していける力がつく非常に有意義なものでした。

~アンケートより~

  • 薬局業務では血中濃度や排泄経路などあまり考えないので、とても勉強になりました。
  • 普段なかなか考えない事ですが、実際の場に役立つと考えられます。
  • 学生時代に習ったことを思い出せました。
  • 動態学もその多くを忘れてしまっていることを思い出しました。
  • ひとつずつ、わかりやすく説明してくれました。
  • 普段から活用して薬をみていると、現場で役立てることが出来ると思います。
  • これまでの2回の講義を聞いて、インタビューフォームを見る習慣をつけてきたが、より臨床的な講座でしたので実際に応用していきたいと思います。
  • 時間がないので、結果ばかりを見てしまいますが、時間があるときには試したいです。
  • 実践で使えるところは要点がおさえられていました。
  • 気付いたら時間を過ぎていました。もう少し聞きたかったです。

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