北海道医療大学

第2回臨床薬学講座 開催報告

平成24年度臨床薬学講座「インタビューフォーム活用術」3回シリーズの第2回は、10月19日(金)18:30 から本学札幌サテライトキャンパス講義室において、本学薬学部の小林道也教授を講師に、「臨床成績と安全情報に着目する」と題して行われました。

今回は、実際の糖尿病治療薬のインタビューフォーム(IF)を例にして、IFに記載されている概要、薬効薬理、安全性の各項目について、具体的な内容にもとづき、添付文書の情報との比較、違いなども交えてすすめられました。

薬効薬理に関する項目では、作用機序や各種臨床試験成績のデータ、安全性に関する項目では、禁忌、慎重投与、相互作用、副作用等の使用上の注意事項について、各種データの読み取り方と着目点、その評価と活用方法などがわかりやすく解説されました。

この講演は、IFから得られる情報の着目点と現場での活用方法について、さまざまな角度からの具体的な手がかりが得られる内容で、たいへん有意義なものでした。

~アンケートより~

  • なかなか活用できていない物の活用法(見方)が理解できました。
  • インタビューフォームの見方を改めて勉強する場として有意義でした。
  • インタビューフォームについて体系たって勉強したことがなく、興味がありました。
  • 同効薬剤間の比較のポイントがわかりやすくなりました。
  • 実際にインタビューフォームを見ながらなので、ポイントがわかりました。
  • 実際に繰り返し活用しながら理解力が増すと感じました。
  • インタビューフォームの正しい見方を深めることに臨床での活用の幅が広がると思います。
  • インタビューフォームを見ながらDr.に話せるようになりたいので、応用できると思います。

薬剤師支援
センター

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