北海道医療大学

第1回薬剤師演習講座 開催報告

8月31日(金)18:30から北海道医療大学薬剤師支援センターの薬剤師研修講座として「薬剤師演習講座:感染制御専門薬剤師取得を目指して」の第1回を札幌サテライトキャンパスで開催いたしました。今回は、「抗菌薬使用量からAUDを求めてみよう」をテーマに本学薬学部野田久美子助教が担当いたしました。主に中小病院の薬剤師を対象とした企画で、実際に演習しながら学ぶことを目的としていました。最初に、「抗菌薬使用量を求める意味」「抗菌薬使用量を算出する際の注意」など基礎的な知識について分かりやすく概説しました。次に具体的なAUDの求め方について例題や応用例を用いて詳しく丁寧に解説されました。その後、実際に課題を提示し、各自が電卓を使用しながら理解するまで取り組んでいただきました。

演習講座としては初めての企画でしたが、参加者は今回学んだことが今後の業務に応用できる感触を得ており、大変参考になる内容でした。

~アンケートより~

  • 話を聞くだけでなく、演習を行うことにより、より理解と実際の形が理解できました。
  • AUDを使用する前提から、AUDを出すにあたっての基準をわかりやすく説明してくれたので、理解できました。
  • AUDが何かがわかりました。現在、抗菌薬の薬剤別使用量のデータをまとめているので、大変参考になりました。
  • AUDの計算式は知っていましたが、なかなか自分でやれずにいたので、実際に計算してみてコツをつかめたように思います。
  • 他施設との比較をする上で自施設との違いを知るときに、役に立つと思います。
  • 現在ICTの資料として薬剤使用量をAUDで算出しており、AUDの算出方法は独学で学んだので、今回、算出方法等が正しい事がわかり、よかったと思います。
  • これから使ってみようと思っていました。

薬剤師支援
センター

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