北海道医療大学

「第51回北海道作業療法学会学術大会」「市民公開講座」の開催報告

本学リハビリテーション科学部作業療法学科・本家寿洋教授を大会長として2021年6月12・13日に第51回北海道作業療法学会学術大会が開催されました。この大会は本来であれば2020年の同時期に本学当別キャンパスで開催する予定でありましたが、新型コロナウィルスの煽りを受け開催延期となり、完全オンラインという形で1年越しでの開催となりました。当日は約300名が参加する中、大きな通信トラブルもなく盛会裏に終了しました。

さらに本学卒業生(3期生)で現在は北見赤十字病院で勤務されている佐々木宏規さんが優秀演題賞(演題名「高齢者版・余暇活動の楽しさ評価法を使用し釣りの楽しさを提供したことで作業療法への拒否が緩和した一例」)を獲得しました!今後ますますの活躍が期待されます。佐々木さんから届いたコメントを紹介いたします。

 

【佐々木宏規さん受賞コメント】

今回は、高齢者版・余暇活動の楽しさ評価を使用し、楽しさに焦点を当てた介入が作業療法参加への緩和をもたらした一例を発表しました。この受賞はご協力いただいた対象者様、共同演者の皆様、そして関係者の方々からの貴重なアドバイスのおかげです。皆様に心から感謝申し上げると同時に、今後も対象者様により良い介入を提供していけるように日々精進していきたいと思います。

 

また、本学の浅香正博学長を講師として7月10日に市民公開講座「がん予防はどこまで可能か」が開催されました。本来は学術大会と同時開催の予定でしたが、北海道作業療法士会主催と形を変え、また、当別キャンパスでの対面形式とオンライン形式のハイブリット形式で行いました。当別町民の方が参加する中、熱心な質疑もあり盛会のうちに幕を閉じました。

 

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