心理科学部

コミュニケーションの領域へ科学的アプローチを重視します。

心理科学部の大きな特色は、これまで文系での教育が多かった「心理」を文系・理系を融合させ科学的に学べるようにしていること、「言語」も人の心と心をつなぐ重要なコミュニケーション手段として、科学的視点から学べることです。心理学を学ぶという共通の認識を深めるため、両学科とも認知機能関連科目を配置しています。2つの学科とも目標は、心の問題やコミュニケーション障害を抱えた人を身体的、心理的、社会的側面から総合的に理解し、科学的手法を用いて問題解決にあたる専門職能人の養成です。

臨床心理学科では「心」を身体科学と対応させて学びます。

臨床心理学科では、従来の心理学系科目に加え、心の問題の背景にある脳の働きを理解する医科学、認知科学系の科目を充実させ、心を健康科学の立場から総合的に追究します。身体科学と心理を対応・関連させながら学ぶことができるカリキュラムは、他大学の心理系学部・学科には見られないもの。さらに、心理の専門家としての臨床能力向上を図るため3年次に臨地実習を必修としていることも、全国的にあまり例のない本学ならではの特徴です。また、臨床心理学領域の各学会における認定資格が増加していることから、卒業後のそれら資格の取得も視野に入れ、心理を幅広くカバーした教育を実践しています。

言語聴覚療法学科でも「心」をしっかり学びます。

言語聴覚療法学科のカリキュラムは、心理科学基盤、文理連携、言語聴覚基盤、言語聴覚障害の4つの科目群からなり、国家試験受験に必要な科目を網羅しているのはもちろん、心に関する基礎領域から応用領域までも広くカバーしています。医療保険上の位置づけや介護保険においても、言語聴覚療法が保険対象業務となったように、言語聴覚士への期待はますます高まるばかり。本学科では、2004年には国内初のOSCE(オスキー:客観的臨床能力試験)を試行的にスタートさせているほか、4年次には540時間におよぶ病院や施設での臨地実習を必修としており、4年間という時間をフルに活用して高い臨床能力を養成します。