大学院心理科学研究科

日本初となる心理職の国家資格、
公認心理師の資格取得に対応するカリキュラムへ。

公認心理師とは、心理学に関する専門的知識と技術を用いて心理状態の観察・相談・援助、教育、情報の提供を行う専門職能人に対し、その職能を認める新しい国家資格です。その目的は「国民の心の健康の保持増進に寄与すること」であり、特に、保健医療分野での需要が高まることが予想されます。公認心理師の資格取得には特定分野での実習が必修となり、中でも医療機関での実習が必要となります。すでに病院実習を取り入れ、附属病院を持つ本学ではこの強みを生かし、2018年度入学生より、今までの学びを発展させたカリキュラムを展開しています。
本学は「保健と医療と福祉の連携・統合による人間性豊かな専門職業人の育成」を教育理念としています。心理科学部においては、文理連携教育を基本としつつも医療系科目を多く配置したカリキュラムを編成しています。

特色1
全5分野の実習

公認心理師をめざすためには、保健医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働の5分野での実習が必修です。本学では、単科精神科病院・精神科クリニック、児童相談所・児童養護施設・療育施設、高等学校、少年院、地方公共団体の職員構成部門など、上記の5分野をすべて網羅した充実した実習カリキュラムを用意しています。

特色2
充実した保健医療機関での実習

大学病院を持つ本学は、保健医療機関での実習に特に大きなアドバンテージがあり、病院等の保健医療機関で6週間の実習を行います。大学院修了後、その経験を活かし多くの学生が保健医療機関に就職し、活躍しています。

特色3
OSCE(客観的臨床技能試験)の実施

本学大学院では、医療現場で機能することのできる心理師養成を目的として、医師や看護師などの医療系の他職種養成過程では一般的であるOSCEを実施しています。OSCEに合格した者のみが実習できる体制を整えており、学生の臨床技能を客観的に評価し、質を保証した教育に注力しています。なお、本大学院は日本の臨床心理学教育では初めてOSCEシステムを開発し、導入しており、10年以上の実績を有しています。

特色4
豊富な学内演習

臨床現場で不可欠な心理面接、心理検査、心理療法に関する技能の定着と向上を目的として、各分野のスペシャリストである臨床教員による豊富な学内演習が準備されています。また、症例検討に参加し、心理師として必要な基本的態度や専門的視点を養うとともに、チーム医療、多職種連携のあり方、方法を幅広く学びます。

特色5
国家試験対策の実施

課程修了後に実施される国家試験に合格できる能力を養成するために、基礎・臨床の両分野における専任教員が出題基準や過去問分析に基づく対策講義、および模擬試験の実施を行います。

特色6
科学者実践家モデルに基づく研究指導

科学的根拠に基づく実践を行うことができる臨床能力に加えて、専門職業人として不可欠な研究能力を習得できるよう、修士論文の研究指導を行います。特に、認知行動療法の発想は本大学院で重点的に指導する内容の1つです。

特色7
公認心理師の資格取得のニーズに応じる十分な大学院入学定員

公認心理師受験資格の取得に対応した大学院も入学定員20名と充実しており、大学から大学院まで一貫した教育で公認心理師を養成します。