看護福祉学部 臨床福祉学部
志水 幸

臨床福祉学科長
志水 幸

東北福祉大学大学院社会福祉学研究科修了。93年本学就任。10年看護福祉学部教授。15年より臨床福祉学科長。社会学修士。日本社会福祉教育学会会長、日本ソーシャルワーク学会理事。

 現在、わが国は未曽有の少子・高齢化を背景とする、深刻な人口減少社会に直面しております。このような状況の中で、従来の社会福祉学を超えた「臨床福祉学」に求められる使命は、「aging」「handicap」「community」をキーワードとする課題群への多職種連携による果敢なる挑戦です。
 本学の臨床福祉学科は、多職種連携教育を可能とする医療系総合大学における先駆けとして創設されました。以来、学生の多様な夢を実現すべく、社会福祉専門職の国家資格である社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士の養成のほか、認定資格であるスクールソーシャルワーカーや高等学校教諭一種(公民/福祉)、特別支援学校教諭一種(知的障害者、肢体不自由者、病弱者)免許の取得を可能とする北海道内随一の充実したカリキュラムを順次整備してまいりました。また、高度な実践力を有する社会福祉専門職を養成すべく、少人数制によるきめ細かな教育はもとより、福祉系としては先覚的な取り組みであるOSCE(Objective Structured Clinical Examination;客観的臨床能力試験)やCBT(Computer-Based Testing)の導入により、より機能的・体系的な実践教育を展開しております。
 さて、イギリスの哲学者A・ホワイトヘッドは、「この世界の悲劇は、想像力豊かな人々が経験に乏しく、逆に経験豊かな人々には想像力が乏しいということである。愚者は知識をもたないで空想にふける。学を衒う者は想像力をもたずに知識にたよる。大学の使命は、この想像力と経験を融合させることにあるのである」(『教育の目的』松籟社)と指摘しております。豊かな社会の創造に寄与すべく、「熱い心と冷静な頭脳」を求め、ともに学び合いましょう。