大学院歯学研究科

う蝕制御治療学

教授 歯学博士 斎藤 隆史
准教授 歯学博士 伊藤 修一
講師 歯学博士 松田 康裕

歯の硬組織疾患に対する保存修復の原理と方法の修得と
その知識と技術を進歩させる研究

(1)非コラーゲン性タンパク質による象牙質石灰化誘導機構の解明、象牙質の形成を誘導する骨形成タンパク質(BMP)の研究とそれらの歯髄保存療法への臨床応用。(2)Er.YAGレーザーの臨床的研究。(3)硬組織欠損の原理である齲蝕の発症要因・リスクファクター・予防法と欠損を修復する材料(コンポジットレジン・歯科用セメント・歯科用金属材料)の研究。

ラット歯露髄面に材料を移植中の写真

良質で厚い象牙質橋(dentinbridge)(ND)が誘導されている(3週後)
D:象牙質、P:歯髄、HA:移植材

斎藤隆史教授(う蝕制御治療学)は象牙質再生を促進する歯髄保存療法剤の開発に関する研究を行っている。ラットの歯露髄面に骨形成タンパク質や象牙質リンタンパク質などの材料を移植したところ、わずか1週間で良質な象牙質を誘導した。これらの材料および技術が臨床で用いられるようになれば、齲蝕治療が大きく変わり、歯の口腔内長期保存につながるものと考えられる。