毎年夏にカナダのアルバータ大学にて行われている語学研修ですが、今年度は新型コロナウイルス感染症の影響でオンラインでの開催となりました。
本学からは、16名の学生が参加し、8月4日～17日と8月18日～31日の２つの期間に分かれて、それぞれ約2週間、オンラインにてカナダの歴史、文化、多様性、SDGs、異文化コミュニケーション等をテーマにしたバーチャルクラス（国同士の比較、食文化、多文化主義、多言語主義、異文化コミュニケーション、SDGs、祝日や祝い事など）、ブレイクアウトセッションによる交流やスピーキングの練習、ワークショップなどにより実践的な生きた英語を学びました。

事後研修として実施したレポートにおいて、「授業後にも、クラスで話したことのない国や文化の人々と話し関わることで、多国籍主義や多文化主義についてより深く学ぶことができ、ジェスチャーの違いや世界の環境問題も知ることができた」「世界のことをもっと知りたい、もっと多くの国の人と交流したい、自分の考えをもっと多くの人と話したい、自分の目で世界を見てみたいと思うようになった」などといった内容があり、コロナ禍において学生の留学や国際交流の機会が失われている中、本オンラインプログラムを通し、異文化交流や様々な人々と英語でコミュニケーションをとる楽しさを経験し、多文化・多様な価値観に触れ、グローバルマインドを養う良い機会となりました。