本学薬学部の三浦桃子助教(生命物理科学講座 放射薬品化学分野)が携わった研究グループが、卵の中の胚にニコチン性アセチルコリン受容体(nAChR)の伝達を阻害・攪乱する薬(ネオニコチノイドなど)を投与すると、孵化したヒヨコに自閉スペクトラム症(ASD)に類似した視知覚障害が現れることを発見しました。
今後、ヒヨコの視知覚障害のメカニズムを研究することによって、ASDの発症機構の解明に寄与すると期待されます。
なお、本研究成果は、2022年11月18日(金)公開のCerebral Cortex Communications誌にオンライン掲載され、北海道大学との共同プレスリリースを行いました。
※プレスリリースの詳細はPDFファイルからご覧いただけます。