北海道医療大学

地域連携を深めている3町のご協力による特別講義「地域ボランティア論Ⅰ・Ⅱ」が開講されました

本学心理科学部の授業「地域ボランティア論Ⅰ・Ⅱ」において、連携する浜頓別町、江差町、利尻富士町の教育委員会による特別講義が行われました。各町の特色や歴史、未来に向けた取り組みが語られ、学生たちは地域社会の現状と魅力について理解を深めました。

 

浜頓別町:泉大吾先生

 
浜頓別町:未来を見据えた先進的な教育改革
5月16日は浜頓別町の泉大吾教育長が登壇。「クッチャロ湖」の自然や基幹産業を土台に、「未来を担う子どもたちに何が必要か」をテーマに先進的な教育改革を解説。地域で子どもを育てる「地学協働」や、いじめ等の問題に向き合う「自殺予防教育」など、課題に先んじて手を打つ力強い方針について解説されました。

 

江差町:小峰彩椰先生

 
江差町:歴史文化を活かしたまちづくり
6月6日は江差町の小峰彩椰先生が登壇。「江差の歴史文化とまちづくり」をを紹介しました。日本の水中考古学の先駆けとなった幕末の軍艦「開陽丸」の調査・保存や、日本遺産認定を活かしたまちづくりを進めていることが報告されました。

 

利尻富士町:山谷文人先生

 
利尻富士町:離島の教育と大学との多様な連携
6月13日には、利尻富士町の山谷文人先生が「利尻富士町って、どんな地域?」等のテーマで講義。ニシン漁を背景に形成された歴史から、島の自然、縄文文化まで奥深い魅力を語りました。また、スクールカウンセラー派遣(本学の西郷達雄講師)や学生による心理実習、住民向けの健康教室など、本学との多様な協働が行われていることが紹介されました。

 

講義を通して、学生たちは地域が持つ歴史的価値と現代的課題を学ぶ貴重な機会を得ました。本学は今後も地域連携を推進し、地域社会の発展と教育・研究活動の充実に貢献してまいります。

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