北海道医療大学

2期生の西村大地さんが学術誌作業療法に論文が掲載されました

2期生の西村大地さんが卒業研究で実施した論文が、学術誌作業療法40巻5号(2021年10月15日発行)に掲載されました。論文のタイトルは「高齢者版・余暇活動の楽しさ評価法の結果を考慮した余暇活動の提供によりうつ状態が改善した維持期脳卒中患者の事例」です。
この研究は、発症早期から継続的に作業療法を実施しているが、脳卒中維持期になってもうつ状態と半側空間無視が改善しない対象者に、活動の楽しさを使用した作業療法を実施した結果、うつ状態と半側空間無視が改善したことを報告しました。
この研究より,詳細な楽しさを意図的に使用することで、改善する可能性が難しいうつ状態と半側空間無視が改善する可能性を見出しました。西村君は、今回の論文の結果を活かすために、来年度北海道医療大学の大学院に進学して、高齢者版・余暇活動の楽しさ評価法を開発した本家寿洋教授の指導の下で、急性期作業療法で楽しさを活かした新たな治療の開発と効果に関する研究に挑戦する予定です。

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