北海道医療大学

2022年度全学FD研修(テーマ編)を開催しました。

今年度の全学FD研修(テーマ編)のメインテーマは「学生を中心とした教育をすすめるために」、サブテーマは「要支援学生への新たな学修サポートシステムの構築について」と題して開催しました。
プログラムは荒川全学FD委員長からの開会挨拶の後、浅香学長よりご挨拶をいただき、続いて午後からのワークショップのテーマに関する対応事例報告として、1)歯学部長の古市保志教授、2)薬学部の中川宏治教授、3)リハビリテーション科学部の下村敦司教授および4)心理科学部の金澤潤一郎准教授にレクチャーを行っていただきました。
レクチャーでは各学部で実施している具体的な対応事例や対策等について、詳しくご説明いただきました。
4名の先生の講演を終えて、浅香学長から講評をいただき、午前の部を終了いたしました。
午後のプログラムではZoomのブレイクアウトルームを活用し、研修参加者および全学FD委員が4グループに分かれてワークショップを行いました。
ワークショップでは午前中の講演内容を踏まえて「1)学修が十分でなく、学業不振になっている学生へのサポート」「2)学修時間は確保しているが、学習方法に課題のある学生へのサポート」「3)合理的配慮が必要な学生への効果的な支援体制」「4)メンタルに課題を抱える学生へのサポート」の4つのテーマに基づきグループディスカッションを行い、グループプロダクトを作成しました。
プロダクト発表では各グループから要支援学生が抱えている様々な問題についての効果的なサポートシステムの具体案が提示され、実現に向けての諸課題について提起がありました。
なお、本研修の成果は報告書として纏められる予定です。

 

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