北海道医療大学

研究科の特色

臨床検査学専攻(修士課程)

臨床現場での研究シーズを発見し実践できる医療人材・研究者の養成

超高齢化や新興感染症などによる疾病構造の変化、Society 5.0へのシフトと医療AIの進歩など、医療を取り巻く環境の劇的な変化に対応できる臨床検査技師を育成することが急務となっています。そうした現状においては、臨床検査領域での新規課題を的確に読み取り、予防医学、AIやロボット技術、感染制御などの最新知識・技術を修得し、修得した知識や技術を臨床現場において有効に活用できる能力が強く求められています。
このような背景を踏まえ、臨床検査分野における高度専門職業人を育成することによって臨床検査分野の進歩を図り、地域社会の発展と人々の幸福に寄与することを目的として、医療技術学部の完成を機に、2023年4月に医療技術科学研究科修士課程を開設しました。本研究科では、生体機能解析学、病態情報解析学、血液病態解析学、免疫細胞生物学、感染生物学、遺伝子関連検査学、分子細胞病理学などの臨床検査学における専門分野について、学部教育で修得した基礎的能力を発展させるためのカリキュラムが編成されています。さらに、社会のニーズや医療分野の課題を視野に入れ、新たな臨床検査の技術・方法を研究する素地を身に付けるため、本学の既存の学部・研究科、関連諸学問分野との連携を図りながら教育・研究を推進していきます。

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