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植物エネルギーと漢方第4回 『容平』 漢方では、人の健康というのは、『静かな湖上を風で流れる船のようなもの』だと説いています。風にさからってもいけないし、船上であわてて身体揺り動かしてもいけない。自然の流れの中にゆっくり身を任せよ。ということなんです。そして四季それぞれに応じた調和法があるということなんです。 北海道医療大学・北方系生態観察園の秋をお見せしましょう。 下の作品は・・・大亀の木(オオカメノキ)さんを同じアングルから季節ごとにに撮影したものですが・・・色づいていく様が見てとれませんか? 次もオオカメノキさんなんですが・・・、左側の緑の写真は今年伸びた枝から出た若葉なんです。本当にステキな黄緑色なんです。で、右側は北海道の晩秋、に弱い光を浴びてる葉っぱさん。漢方の教え通りですね。 10月の上旬といえば、北海道の高い山では初冠雪の声も聞こえてくる季節です。下の写真は、3年前に森の中で、木の切り株に腰をかけて見上げたら・・・・クモの巣が枯れ果てた葉っぱを紡いでる感じがしました。主役のクモさんは・・・当然もういなんですよ。空き家なんです・・・ 最後の写真は小豆梨(アズキナシ)の色づいた実なんです。夏の巻頭の写真はその可憐な花。この小豆梨はバラ科の高木なんです。なので、通常は樹齢の高い大きな木にしか花が咲かないので、花や実を簡単には見ることができないはずなんです。 |