北海道医療大学

お知らせ

「厳冬期における避難所運営・宿泊演習」に薬学部の教員・学生・卒業生が参加しました

2025年1月29日(水)~30日(木)に「厳冬期における避難所運営・宿泊演習」が北海道主催で行われました。この演習は札幌市で初めて行われた宿泊を伴う大規模災害訓練で、市町村の防災担当職員や一般の参加の希望者約200名が参加し、92名(男77名女15名)が宿泊の訓練にも参加しました。

本学薬学部の櫻田 渉 講師、山本 隆弘 助教、薬学部卒業生である根本 昌宏氏(日本赤十字北海道看護大学 教授・本学特別講師)も運営側で協力し、講演やパネルディスカッション、段ボールベッドなどの防災器具を使用しながら冬季の災害に備えた訓練が行われました。

櫻田講師は「厳冬期の避難所運営において、具体的には大きく分けると以下3点について多くの実践的知識を得る機会となった。①医薬品のローリングストックの重要性(災害時に薬が不足しないよう、日常的に適切な備蓄・管理を促進すること)、②避難所における健康管理の課題(CO2濃度の管理、感染症対策の強化が必要であり、大規模避難所では換気対策の見直し)、③多機関連携の強化(薬剤師会と自治体・防災関連機関・医療機関との連携をさらに強化し、円滑な支援体制)」。また、本学薬学部3年生2名も一般の参加者として参加し、「薬の知識は必要であるが、避難所運営においてどの機関がどのように連携するか、この訓練を実施する重要性を経験できた。」と話していました。

 

  

 

  

アーカイブ

Line Instagram X YouTube