令和5年9月25日（月）医療技術学部3年生を対象とし、「臨床検査技師としてのキャリアビジョンの設定について考える」ことを目的とした『特別キャリアデザイン講座』が開講されました。

 

前半は、実際に様々な現場（病院、検査センター、検診）で臨床検査技師としてご活躍されている社会人の先生方を講師としてお招きし、仕事内容だけでなく、どんな学生時代を過ごしてきたか、実際に仕事をして感じること（やりがい、難しさ）、DMAT（災害派遣医療チーム）や大学院でのご経験についてもお話いただき、『自分の人生において、医療人としてどのように貢献したいか』と投げかけていただきました。

 

講話終了後の質疑応答の際は、なぜ今の職場に就職しようと思ったのか、大学院進学を決めたきっかけ、認定資格や大学院進学によって得られるメリットについて多く質問がされました。

 

後半は、「キャリア（進路・職業）について自分のなかにある価値観に気づく」というテーマのもと、『働くことにはどんな価値があるか？』について、3クラスに分かれてグループワークが展開されました。普段の講義内では、グループワークの時間が少ない学部であるため、難しかったとの感想もありましたが、限られた時間の中で、個人やグループで「考える」、「話をする」、「自分以外の意見を聞く」ことが、良い機会になったとの感想もありました。

 

講座後のアンケートにおいては、実際に現場で活躍されている臨床検査技師の先生方の講話を通じて、同じ臨床検査技師であっても、職場によって仕事内容が様々であることに気づけた、将来どのような環境でどのように働きたいかをイメージすることができたとの感想が多くありました。臨床検査技師の魅力を改めて実感することができたのではないでしょうか。

 

本学では各学部に就職委員会を設置し、キャリア・就職ガイダンスや卒業生を招いての講話を実施するなど、学生のより確実な就職に向けて、教職員が一丸となってきめ細やかな指導をしております。
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