社会福祉法人ゆうゆう(当別町)と連携し、看護福祉学部福祉マネジメント学科において「地域共生社会演習Ⅰ・Ⅱ」を開講しました。
【開講の目的】
地域における高齢や障害、病気や生活困窮など、自分とは異なる経験や暮らしをする人に対する価値観を養うグループワークを実施し、専門職としてベースとなる正義や価値観について学びを深めるとともに、地域のニーズを把握するための調査やニーズをもとに事業構想から事業計画を作成し、地域における実践的な思考や手法を身につけることを目的としています。
【具体的な内容】
地域共生社会の実現に関する政策について理解し、地域に必要な支援を考える力を養うため、実際の複合的なニーズを抱えるケースにおけるグループワークを行い、高齢や障害、病気や生活困窮等の暮らしについて理解することで価値観を養います。
また、地域における調査を実施し、その結果をもとに現実に起こるニーズを適切かつ俯瞰的に把握することで、実践的な思考や社会資源の活用など、事業を運営するうえで必要な手法をグループワークやフィールドワークを交えて学んでいきます。
【実施報告】
令和8年度は福祉マネジメント学科4年生が、当別町内の地域でのイベントに参加し、地域で暮らす多様な住民の交流の場づくりについて学びました。
田植えイベントや高齢者サロン等のイベントに参加し、フィールドワーク当日は学生が主体的に動くことで、実際に体験しながら参加者の話を聞いて学びを深めています。話の中では生活にも焦点を当て、当別町という地域で暮らすことについて考えを巡らせました。目の前の人と向き合い、話を聞くことで、人の暮らしを支えるとはどういうことなのか、自分自身とも向き合っています。また、イベントの意義やこれまでの経緯、主催側の想いについても話を聞き、福祉に携わる者としての考え方についても学ぶ機会となりました。当別の大学に通っているものの、これまであまり当別町の住民と関わる機会がなかったという学生も、今回のイベント参加を通じて当別の良さや課題を実感しました。
イベントで体験したことをもとに、学生それぞれの気付きや課題感を共有し、自身が実行できることについてアイディアを出し合いました。
<令和8年度履修者>
福祉マネジメント学科第4学年:2名

当別町でのフィールドワークの様子